住まいのお金FP相談室の真崎です。
「ねんきん定期便っていつ届くのですか?」
「将来の年金が心配なので、NISA枠を最大限使っています!」
これって誰の発言だと思いますか?
実は、当社に相談に見えた、霞が関にある厚生労働省に勤務する職員の方達の発言なのです。
公的年金を所管するのは厚生労働省です。
その中枢で働く職員の方でさえ、ねんきん定期便の仕組みを正しく理解していない、そして自分の将来の年金に不安を抱いているのが現実です・・・
でも、これは決して珍しいことではありません。
私が相談を受ける中でも
「年金は本当に受け取れるのですか?」
「自分はいくらぐらいもらえるのでしょうか?」
といった声は後を絶ちません。
公的年金について、専門的な知識を持つ(ハズの)厚生労働省の職員でさえ不安を感じているのですから、一般の方が戸惑うのも当然といえるでしょう。
まず、「ねんきん定期便」の基本的な仕組みを整理しておきましょう。
・毎年、誕生日月に届く
・35歳・45歳・59歳の節目の年には、より詳しい将来見込み額が記載された特別版が届く
・それ以外の年は、これまでの加入実績に基づいた記録が中心
つまり、ねんきん定期便は自分の年金加入履歴を確認し、将来の受給額を見通すための大切な通知です。
しかし、受け取っても開封しない方も多く、また内容を見ても難しい専門用語ばかりで理解できない・・・。
こうした理由から「知らない」「分からない」という人が増えてしまっています。
日本の公的年金制度は「世代間扶養」と呼ばれる仕組みで成り立っています。
現役世代が納めた保険料が、いまの高齢者への年金として支払われる形です。
少子高齢化が進んでいるので、
「今の若い世代は将来受け取れないのでは?」
といった不安が広がるのも無理はありません。
しかし、過去の制度改正を振り返ると、年金制度は
『破綻する』
のではなく
『調整されながら続いていく』
ものだと言えます。
支給額や受給開始年齢が変わることはあっても、ゼロになる可能性は極めて低いのです。
では、なぜ厚労省の職員の方もNISAを使って投資しているのでしょうか?
それは、公的年金だけに頼らず「自助努力による資産形成」が重要だかと感じているからです。
・公的年金は「生活の基盤」としての最低限を支えるもの
・旅行や趣味、余裕のある暮らしを実現するには「上乗せのお金」が必要
・そのためにNISAやiDeCoといった制度を活用することが合理的
つまり、公的年金はあくまで「土台」であり、その上に自分で準備する「資産形成」が将来の安心をつくります。
ここで大切なのは、「ねんきん定期便」を単なる通知書として捨ててしまうのではなく、将来設計に活かすことです。
活用のポイントは次のとおりです。
・自分の年金加入記録を確認
記録漏れや誤りがないかをチェックしましょう。
・将来の受給額を見える化
特別版では年金見込み額が表示されます。不足分がどれくらいか計算の材料になります。
・不足分を埋める資産形成を検討
NISA・iDeCo・企業年金などを組み合わせ、自分に合った方法で準備を進めることが大切です。
こうした流れで考えると、年金への漠然とした不安を「数字」で見える化し、解決策を立てられるようになります。
厚生労働省の職員でさえ、ねんきん定期便の仕組みをよく理解していなかったり、公的年金に不安を抱えています。
つまり、年金に不安を感じるのは決して特別なことではなく、誰にとっても共通のテーマなのです。
大切なのは、その不安に向き合い、足りない部分を自分で補う行動をとることです。
最近は返済期間50年といった超長期の住宅ローンも増えており、年金を受け取る年齢になっても返済が続くケースが少なくありません。
そのため、老後の生活資金と住宅ローンの返済をどう両立させるかも大切になります。
年金の見込み額を確認したり、NISAなどの資産運用を活用したりすることで、将来の不安を減らすことが可能です。
私たちは、一人ひとりの状況に合わせて数字で見える安心のライフプランを一緒に作っていきます。
「年金はどれくらいもらえるの?」
「NISAはどう活用すればいい?」
といった疑問がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
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【CFP 真崎 喜雄】
幼少の頃2DKの公団住宅に住んでいたため、マイホームへ強い憧れを持っていました。しかし、初めての住宅購入では失敗・・・その経験から住宅購入者が失敗を未然に防ぎ、満足のいく家づくりのお手伝いをしています。
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「シンヴィング」様より住宅購入相談FPとして取材を受けました。(クリックで拡大します)
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