平均寿命から考える住宅購入                        2017年8月10日

2016年の日本人の平均寿命が、女性は87.14歳、男性が80.98歳となり、いずれも過去最高を更新したと厚生労働省より発表されました。

 

更に、90歳まで長生きする方の割合は女性が49.9%、男性が25.6%だったそうで、 女性は約2人に1人が90歳まで生存することとなります。

 

最近では、住宅購入時の選択肢として中古住宅を購入し、自分仕様にリフォームして住む方も増えています。

 

しかし中古住宅を検討するのであれば、この平均寿命のデータも頭に入れて検討してみてください。

 

もし30歳で住宅を購入した場合、女性であれば90歳までの約60年間その住宅に住み続ける可能性があります。

 

仮に築20年の住宅を購入したとしますと、90歳になる頃には築80年になります。

 

日本の建築技術は優秀ですから、お金をかければ築年数を感じないようにリフォームすることはできるでしょう。

 

この“お金をかければ”という部分を、中古住宅購入時には頭に入れて予算を検討する必要があります。

 

住宅設備は、年数が経過すれば確実に劣化し、設備の取替えなどのメンテナンスが必要になってきます。

 

屋根・外壁の塗り替えでは、約216万円もの費用がかかるという国土交通省のデータもあります。

 

通常、屋根・外壁の塗り替え頻度は10年~15年前後ですから、もし塗り替えをしていない中古住宅を購入するとなれば、新築住宅よりも早い時期に塗り替え費用が発生します。

 

例え購入時に販売会社が屋根や外壁のリフォームをして見た目はキレイになっていても、築年数が古くなると防水シートの取替えなど、見えない部分のメンテナンス費用も新築住宅より早いスパンで発生します。

 

中古住宅は新築住宅よりも安く購入でき、魅力的に見えると思います。

しかし、中古住宅の購入は、将来のメンテナンス費用も含めて購入予算を検討することが必要です。

 

 

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