最近、「ナフサ不足」というニュースを見かける機会が増えてきました。
住宅購入を検討している方の中には、「これって家の価格にも影響するの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
さらにハウスメーカーから「先に仮契約をしておいた方がいいですよ」と言われ、判断に迷っている方も少なくありません。
結論からお伝えすると、ナフサ不足は住宅価格に影響する可能性があり、仮契約も状況によっては有利に働くことがあります。
ただし、どちらも正しく理解しないまま判断すると、かえって損をしてしまうリスクもあります。
今回は、ナフサ不足と住宅価格の関係、そして「仮契約は本当に得なのか」について、分かりやすく解説します。
ナフサ不足が住宅価格に影響する理由
ナフサとは、原油を精製する際に得られる石油製品で、主にプラスチックの原料として使われています。
住宅とは関係なさそうに思えるかもしれませんが、実は多くの建材に使われている重要な素材です。
断熱材や配管、電気配線の被覆、窓まわりの部材など、住宅では多くのプラスチック製品が使われています。
これらはナフサを原料としているため、ナフサの価格が上昇すると建材コストも上がり、結果として住宅価格に影響が出てきます。
すでに住宅価格はここ数年で上昇していますが、その背景には木材価格の高騰や人件費の上昇があります。
そこにナフサ不足が加わることで、今後さらに価格が上がる可能性は十分に考えられます。
住宅価格はどのように上がっていくのか
住宅価格の上昇は、一気に大きく上がるというよりも、じわじわと積み重なっていくのが特徴です。
例えば、断熱材や配管などの建材が少しずつ値上がりし、それが積み重なることで最終的な建築費が数十万円、場合によっては100万円以上変わることもあります。
注文住宅の場合は特に影響を受けやすく、「同じ仕様のはずなのに以前より高い」という状況が起きやすくなります。
こうした背景から、「住宅価格が上がる前に契約した方がいいのではないか」と考える方が増えているのです。
仮契約で価格上昇を抑えられるのか?
ここで出てくるのが「仮契約」という選択肢です。
一部のハウスメーカーでは、仮契約を締結することで、契約時の価格条件をベースに家づくりを進めることができます。
これにより、将来の価格上昇リスクをある程度抑えられる可能性があります。
ただし、ここで重要なのは「完全に価格が固定されるわけではない」という点です。
実際の契約条件では、仮契約から請負契約までの期間が長くなるほど、坪単価の上昇分を施主が負担する割合が大きくなる仕組みになっていることがあります。
例えばあるハウスメーカーでは、仮契約から1.5年〜3.5年程度であれば上昇分を施主とハウスメーカーで折半し、それ以上の期間になると施主負担が75%になる、といった取り決めとしている会社もあります。
つまり、仮契約をしたからといって完全に価格上昇を回避できるわけではなく、時間が経てばその影響を受ける可能性があるのです。
仮契約は得なのか?
では、仮契約は本当に得なのでしょうか。
結論は、「条件が整っていれば有効だが、誰にでもおすすめできるわけではない」というものです。
ナフサ不足などにより今後の価格上昇が見込まれる状況では、早めに仮契約をすることで有利になる可能性は確かにあります。
特に、すでに購入の意思が固まっており、土地やエリアもある程度決まっている方にとっては、有効な選択肢になり得ます。
しかし一方で、まだ迷っている段階で仮契約をしてしまうと、冷静な判断ができなくなるリスクがあります。
解約時の費用や心理的なプレッシャーによって、本来見送るべきケースでも契約を進めてしまう可能性があるためです。
本当に大切なのは「自分にとっての適正予算」
ここまでの話を踏まえると、「今契約した方がいいのか、それとも待つべきか」と悩む方も多いと思います。
しかしFPとして最もお伝えしたいのは、「タイミング」よりも「予算」の方が重要だということです。
住宅購入で後悔する方の多くは、「借りられる金額」を基準にしてしまっています。
しかし大切なのは、「無理なく返済できる金額」を知ることです。
ナフサ不足や価格上昇、仮契約の条件などは確かに重要な要素ですが、それ以上に大切なのは、将来の生活を見据えた資金計画です。
教育費や老後資金、万が一の収入減も含めて、「この金額なら安心して暮らせる」というラインを明確にすることが、後悔しない住宅購入につながります。
仮契約と価格上昇に振り回されないために
ナフサ不足による建材価格の上昇は、今後の住宅価格に影響を与える可能性があります。
そのため、仮契約によって価格リスクを抑えようとする動きがあるのも自然な流れです。
ただし、仮契約は万能ではありません。条件やタイミングによってはメリットにもデメリットにもなります。
大切なのは、「今契約すれば得かどうか」ではなく、「その選択が自分の将来にとって無理のないものかどうか」です。
情報が多い時代だからこそ、不安に流されず、自分自身の軸で判断することが求められます。
住宅購入はゴールではなく、その後の生活のスタートです。
安心して暮らし続けるためにも、冷静な視点で一つひとつ判断していきましょう。
住宅価格の上昇が続く中で、「今いくらの家を買っていいのか」を間違えると、将来の家計に大きな影響を与えます。
まずは、あなたにとって無理のない住宅購入予算を具体的な数字で確認してみませんか?
いくらまでならマイホームにお金を使っても「教育資金」や「老後資金」を問題なく準備ができるかご存知ですか?
あなたが買っても大丈夫な「マイホーム購入予算」を住宅相談専門のファイナンシャルプランナーが診断します。
「住まいのお金FP相談室」では、松戸市・柏市・流山市・つくば市を中心に、マイホーム購入前の お金の不安や迷いを、中立な立場でサポートしています。
住宅会社や不動産会社ではない、第三者の立場のファイナンシャルプランナーだからこそ、あなたとご家族にとって最適な選択を一緒に考え、アドバイスする事が可能です。
松戸市・柏市・流山市・つくば市でマイホーム購入時のお金の不安や住宅ローンについてお悩みの方は、お近くのFP相談室でご相談いただけます。家計や将来設計も含めて、無理のない住宅購入予算を一緒に確認してみませんか。
住まいのお金FP相談室
松戸店
JR常磐線・千代田線・新京成線 松戸駅 西口より徒歩3分
住まいのお金FP相談室
柏店
つくばエクスプレス 柏の葉キャンパス駅 西口より徒歩1分
住まいのお金FP相談室
つくば店
つくばエクスプレス つくば駅より徒歩15分
メニュー
お友達登録はコチラ
住まいのお金FP相談室
松戸市のファイナンシャルプランナー
住まいのお金FP相談室 松戸店
JR常磐線・千代田線・新京成線 松戸駅 西口徒歩3分
柏市のファイナンシャルプランナー
住まいのお金FP相談室 柏店
つくばエクスプレス
柏の葉キャンパス駅徒歩1分
つくば市のファイナンシャルプランナー
住まいのお金FP相談室 つくば店
つくばエクスプレス
つくば駅徒歩15分
【オンラインFP相談室】
小さなお子様がいるなど、外出が大変なお客様は、ご自宅にいながらオンラインにてご相談が可能です。
担当ファイナンシャルプランナー
【CFP 真崎 喜雄】
幼少の頃2DKの公団住宅に住んでいたため、マイホームへ強い憧れを持っていました。しかし、初めての住宅購入では失敗・・・その経験から住宅購入者が失敗を未然に防ぎ、満足のいく家づくりのお手伝いをしています。
メディア掲載実績
全国のFPが会員登録している日本FP協会様より、実務家FPとして取材を受けました。
「シンヴィング」様より住宅購入相談FPとして取材を受けました。(クリックで拡大します)
工務店さん向けに「工務店が知っておくべき資金計画」の研修講師を行いました。
ニューファミリー新聞社様にて、著書「生命保険見直し成功マニュアル」が紹介されました。














