マイホームの購入を検討している時というのは、とても楽しい時間です。
新築マンションのモデルルームへ行けば、明るく開放感のあるリビング、最新設備のキッチン、美しく整えられた共用部分など、魅力的な要素が数多く並んでいます。
「駅から近い」
「セキュリティがしっかりしている」
「ゴミ出しが24時間可能」
「宅配ボックスがある」
「管理が行き届いていて安心」
こうした利便性に魅力を感じ、マンション購入を前向きに考える方も多いと思います。
実際、マンションには多くのメリットがあります。
ただ一方で、実際に住み始めてから初めて気付く“細かなストレス”が存在するのも事実です。
その中でも、意外と多くの居住者の方が口にされるのが、「機械式駐車場」に関するものです。
もちろん、すべての方が不満を感じているわけではありませんが、毎日のように車を利用するご家庭ほど、「想像以上に生活へ影響する」という声を聞きます。
今回は、実際にマンションへ住まわれているお客様から伺ったエピソードを交えながら、機械式駐車場の“隠れたデメリット”についてお話してみたいと思います。
都市部のマンションでは、限られた敷地を有効活用するため、機械式駐車場が採用されているケースが非常に多くあります。
ボタン操作によって車を上下左右へ移動させる立体駐車設備で、少ない面積でも多くの車を収納できる点が特徴です。
初めて見ると、「便利そう」と感じる方も少なくありません。
実際、モデルルーム見学の際には、営業担当者からも、
「防犯性が高いです」
「雨風にさらされにくいです」
「敷地を有効活用できます」
といったメリットの説明を受けることがあると思います。
ただ、実際に生活が始まると、“便利さ”よりも“毎日の使い勝手”が気になり始める方もいるようです。
特に多く聞く不満が、「朝の出庫時間帯」のお話しです。
平日の朝7時~8時前後。
通勤やお子様の送迎など、多くの住民が同じタイミングで車を利用します。
すると、自然と機械式駐車場の前へ人が集まり始めます。
機械式駐車場は構造上、一度に複数台を同時出庫できるわけではないため、前の方の操作が終わるまで待っている必要があります。
あるご主人は、こんな風に話してくださいました。
「最初の頃は気にならなかったんですが、毎朝続くと“今日は何分待つかな”と考えるようになりました」
もちろん、住民同士で揉めるようなことはほとんど無いそうです。
皆さん大人ですので、挨拶を交わしながら静かに待っています。
ただ、その場には独特の空気感があるそうです。
少し急いでいる人。
時計を何度も確認する人。
お子様を急かしながら待っている人。
静かなのですが、どこか慌ただしい。
ある奥様は、
「みなさん笑顔ではあるんですけど、“早く出したい”という気持ちは何となく伝わってきますよね」
と笑いながら話されていました。
お子様連れの場合は、車が出てくるまで目を離さないよう注意も必要です。
また、機械式駐車場は安全装置が多いため、動作が比較的ゆっくりです。
安全性を考えれば当然なのですが、急いでいる朝ほど、その数十秒が長く感じることもあるようです。
「自分が急いでいる時ほど、妙にゆっくり感じるんですよね」
というお話も印象的でした。
さらに、多くの方が“地味に不便”と話されるのが、「車内への忘れ物」です。
これは実際に生活してみないと、なかなか想像しにくい部分かもしれません。
例えば、自宅へ戻ったあと。
「財布を車に置いてきた」
「スマートフォンを忘れた」
「子どもの荷物が車内だった」
こうした場面は意外と頻繁にあります。
戸建住宅や平置き駐車場であれば、すぐ車へ取りに行くことができます。
しかし機械式駐車場の場合は、そう簡単ではありません。
エレベーターで駐車場へ向かい、操作盤を起動し、車が出てくるまで待機する必要があります。
数分程度の話ではあるのですが、忙しい時ほどその手間を強く感じるそうです。
あるご主人は、
「以前は“ちょっと取ってくる”感覚だったんですが、今は忘れ物をした瞬間に少し気持ちが重くなります」
と話されていました。
また、小さなお子様がいるご家庭では、さらに大変です。
「子どもが“車におもちゃ忘れた”と言った瞬間、夫婦で固まったことがあります」
と笑って話してくださったお客様もいました。
もちろん冗談交じりではありますが、それだけ“取りに行くまでの工程”が日常へ組
み込まれているということなのだと思います。
さらに、土日になると、別の問題も起きやすくなります。
大型マンションでは、数十世帯から百世帯以上が同じ駐車場を利用します。
すると、休日の午前中などは、皆さん同じような時間帯に外出を始めます。
買い物。
子どもの習い事。
家族でのお出かけ。
目的は違っても、車を出す時間帯は重なりやすいのです。
これも積み重なると少しずつ生活へ影響し、特に時間に余裕がない時ほど、心理的な負担を感じやすいようです。
また、機械式駐車場には“メンテナンス”という特徴もあります。
当然ながら機械設備ですので、定期点検や修理が必要になり、その日は一時的に車が出せなくなるケースもあります。
「今日は車で出かけようと思っていたのに、点検日だった」
という経験をされた方も少なくありません。
さらに、長期的には維持費の問題もあります。
機械式駐車場は維持管理コストが比較的高いため、将来的な修繕積立金へ影響する可能性があります。
もちろん管理組合によって状況は異なりますが、マンション購入時には確認しておきたいポイントの一つです。
実際、あるお客様は、
「最初は駐車場のことまで深く考えていませんでした。でも今は、“毎日使う設備ほど購入前の確認が大事なんだ”と感じています」
とお話されていました。
これは非常に本質的なお話だと思います。
マンション購入時は、どうしても間取りや内装、価格へ意識が集中しやすいです。
もちろん、それらは非常に重要ですが、実際の暮らしでは“毎日の小さな動作”が積み重なっていきます。
朝、スムーズに出発できるか。
荷物の出し入れはしやすいか。
忘れ物をした時に負担はないか。
こうした細かな使い勝手が、生活満足度へ意外と大きく影響します。
特に、
毎日車通勤をする方
小さなお子様がいるご家庭
荷物の積み下ろしが多い方
休日によく車を利用する方
こういった方は、駐車場環境を購入前に確認しておくことをおすすめします。
もし可能であれば、モデルルームだけでなく、実際の朝の時間帯や休日の午前中に現地周辺を見てみるのも良いと思います。
パンフレットだけでは分からない、“生活のリアル”が見えてきます。
マンションは利便性も高く、快適な住環境を実現できるケースも数多くあります。
だからこそ、「何を優先するか」を事前に整理しておくことが大切です。
華やかな設備やデザインだけではなく、“毎日繰り返す動作”まで想像できると、購入後の満足度は大きく変わってくるかもしれません。
ぜひ、モデルルームでは見えにくい部分にも目を向けながら、ご自身やご家族に合った住まいを選んでいただければと思います。
住宅購入では、物件価格だけでなく「実際の暮らしやすさ」まで含めて考えることが大切です。
当社では、ご家族の生活スタイルや将来設計を踏まえた「住宅購入予算診断サービス」を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
いくらまでならマイホームにお金を使っても「教育資金」や「老後資金」を問題なく準備ができるかご存知ですか?
あなたが買っても大丈夫な「マイホーム購入予算」を住宅相談専門のファイナンシャルプランナーが診断します。
「住まいのお金FP相談室」では、松戸市・柏市・流山市・つくば市を中心に、マイホーム購入前の お金の不安や迷いを、中立な立場でサポートしています。
住宅会社や不動産会社ではない、第三者の立場のファイナンシャルプランナーだからこそ、あなたとご家族にとって最適な選択を一緒に考え、アドバイスする事が可能です。
松戸市・柏市・流山市・つくば市でマイホーム購入時のお金の不安や住宅ローンについてお悩みの方は、お近くのFP相談室でご相談いただけます。家計や将来設計も含めて、無理のない住宅購入予算を一緒に確認してみませんか。
住まいのお金FP相談室
松戸店
JR常磐線・千代田線・新京成線 松戸駅 西口より徒歩3分
住まいのお金FP相談室
柏店
つくばエクスプレス 柏の葉キャンパス駅 西口より徒歩1分
住まいのお金FP相談室
つくば店
つくばエクスプレス つくば駅より徒歩15分
メニュー
お友達登録はコチラ
住まいのお金FP相談室
松戸市のファイナンシャルプランナー
住まいのお金FP相談室 松戸店
JR常磐線・千代田線・新京成線 松戸駅 西口徒歩3分
柏市のファイナンシャルプランナー
住まいのお金FP相談室 柏店
つくばエクスプレス
柏の葉キャンパス駅徒歩1分
つくば市のファイナンシャルプランナー
住まいのお金FP相談室 つくば店
つくばエクスプレス
つくば駅徒歩15分
【オンラインFP相談室】
小さなお子様がいるなど、外出が大変なお客様は、ご自宅にいながらオンラインにてご相談が可能です。
担当ファイナンシャルプランナー
【CFP 真崎 喜雄】
幼少の頃2DKの公団住宅に住んでいたため、マイホームへ強い憧れを持っていました。しかし、初めての住宅購入では失敗・・・その経験から住宅購入者が失敗を未然に防ぎ、満足のいく家づくりのお手伝いをしています。
メディア掲載実績
全国のFPが会員登録している日本FP協会様より、実務家FPとして取材を受けました。
「シンヴィング」様より住宅購入相談FPとして取材を受けました。(クリックで拡大します)
工務店さん向けに「工務店が知っておくべき資金計画」の研修講師を行いました。
ニューファミリー新聞社様にて、著書「生命保険見直し成功マニュアル」が紹介されました。














