住宅会社を選ぶ際に、住宅情報誌やインターネット上の評判を検索して、候補となっている会社を調べると思います。

しかし、雑誌やネットでどんなに情報収集をしても、最後はやはり訪問をして、その会社の社風などをしっかりと体感する必要があります。

住宅会社を訪問した際に、まずはモデルハウスを案内されると思いますが、モデルハウスはお客様に見せるために、魅せる仕様となっています。

魅せる仕様ですので、標準仕様よりもグレードの高い住宅設備や、一般的な住宅よりも広い建築面積など、お客様の夢を膨らませるための演出がなされています。

ですから、モデルハウス見学の際には、どこまでが標準仕様で、どこからがオプション仕様なのかを確認する必要があります。

そこで、現実のイメージをつかむためにオススメなのが、現場見学会への参加です。

現場見学会で見学できる住宅は、実際に住む方の等身大のプランですから、現実的な広さや住宅設備で建築されています。

現場見学会に参加する際には、あなた自身のマイホームを具体的にイメージしながら見学すると良いでしょう。

また、住宅は年数の経過と共に必ずメンテナンスが必要となります。

新築当時は綺麗な外観で、大きな不具合が無いのは当然です。

ですから現場見学会と同時に、その会社が建築した住宅で、見学可能な一番古いお客様宅を見せてもらうと良いでしょう。

新築住宅と建築年数が経過した住宅を対比して見学することで、住宅は○年後にはどういった状態になるのか、その会社で建築した場合の耐久性を予想することもできます。

建築年数が経過した住宅を見学した際には、メンテナンスの予算や、アフターフォロー体制も合わせて確認をしたい内容です。

このように現場見学会は情報の宝庫です。

建築請負契約を結ぶ前には、必ず見学をするようにしましょう。