住まいのお金FP相談室の真崎です。

当事務所のつくば店がある茨城県は、魅力度ランキングで毎年最下位を争っています。

過去１５年間で、最下位になったのが実に１２回！

でも・・・

つくば店に行くときには車を利用するのですが、道は広くて走りやすいし、ゴミゴミしておらず、ゆったりとした空間と農作物がおいしい茨城県が万年最下位なのが不思議なぐらいです。

しかし、魅力度ランキング最下位が常連の茨城県も、

国土交通省が公表した

「都道府県別の経済的豊かさランキング」

では、なんと４位！

他県から魅力度をどう見られようと、経済的な豊かさは上位にランクインしています。

現在、不動産は売り手市場なため、マイホームの購入金額が高止まりしています。

都内では価格が高くて購入できない方が、今までは千葉県や埼玉県などでマイホームを購入していましたが、千葉県や埼玉県も好立地の土地が少なくなっています。

そこで、更に先の茨城県内のつくばエクスプレス沿線や常磐線沿線でマイホームを購入する方が増えています。

でもここでも最近は好条件の土地はかなり少なくなっており、条件の良い宅地の購入は年々難しくなっています。

そんな状況下で、ず～っとマイホームの購入を検討しているにも関わらず、希望条件を満たした土地が売りに出ても、購入できない方がたまにいます。

そういう方に共通しているのが、ご両親が上場企業の役員や霞が関の官僚などだった富裕層のご子息である、ということです。

幼少時より欲しいものは何でも買ってもらえ、

かつ社会人になっても、

車を買ってもらった

結婚式の費用は全部出してもらった

マンションを買ってもらった

海外旅行のお金を出してもらった

などなど、お金が必要な時にはすぐに援助をしてもらえる環境で育ってきたようです。

欲しいものを購入するために貯金をし、持っているお金の範囲で優先順位を付けて取捨選択をし、最終的に購入する決断をする必要が無かったのでしょう。

ですから、希望条件を満たす土地が売りに出ても、購入した方が良いのか、見送った方が良いのか、ご自分では判断ができません。

購入の是非を判断してもらうために、すでに定年退職をして遠方に住んでいる高齢の両親に現地まで出向いてもらうのですが、そうこうしている間に売り手市場の状況では他の方に申し込みをされてしまいます。

いつまでも子供の人生を親が管理できるわけではありません。

ご自分の子供には何でも買い与えるのではなく、お金の管理を通して購入する物を取捨選択し決断ができる訓練はさせておきましょう。

マイホーム購入時の

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