住まいのお金FP相談室の真崎です。
ここ2~3年、建築費用が上昇すると同時に、土地の価格も値上がりしています。
マイホームを検討する上では、ちょっと勇気のいる購入金額となっていますが、今年に入ってから少し状況に変化が出てきているようです。
昨年までは条件の良い土地が売りに出ると、不動産会社が高値で買い取っていました。
不動産会社の買い取りとは、中古車などの買い取りと同じ仕組みで、不動産会社が市場価格より安く買い、一般消費者に転売して利益を出すビジネスです。
売主からすれば、不動産会社への売却は一般消費者へ売却するのに比べると、売却価格が安くなります。
一般消費者への売却価格を100%とした場合、不動産会社への売却価格は70%~80%程度となることが多いようです。
金額だけを考えれば一般消費者に売却する方がお得ですが、不動産会社への売却は、すぐに現金化ができるという点が大きなメリットです。
不動産会社が価格の査定を行い、売主がその価格に納得すれば売却手続きが進んでいきますので、現金化までに時間がかかりません。
住み替えなどで二重ローンを避けたい場合や、不動産の売却資金で相続税を納税する必要がある場合などには、不動産会社の買い取り制度は重宝されます。
そして、昨年まで不動産会社は驚くような高値で売主へ条件提示を行っていました。
昨年、相続相談でお手伝いしたお客様の土地も、
「そんな値段で買い取ってくれるの?」
というような高い金額を提示してきました。
しかし・・・
不動産価格は、「需要」と「供給」のバランスで成り立っています。
高い価格設定で購入した不動産は、当然それ以上の金額で売却しなければ利益が出ませんが、あまりに高値で販売すると今度は一般消費者が
「この土地は値段も高いし、少し様子を見ようかな・・・」
と、敬遠されてしまいます。
実際に高値で買い取っていた不動産会社は、販売に苦戦して在庫を多く抱えているようで、今年に入って買い取り価格の提示もトーンダウンしてきた感があります。
昨年までは土地の値段も右肩上がりで上がっていましたが、不動産会社の買い取り価格を見ていると、今年は踊り場に差し掛かかる可能性もあります。
しかし、一般消費者の購入意欲は衰えていませんので、値段が下がることは考えづらいでしょう。
希望条件に合う土地はいつ出てくるか分かりませんので、それまでに資金計画や住宅ローンなど、進められる部分は進めておきましょう。
「資金計画」
「住宅ローン」
「適正予算」
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【CFP 真崎 喜雄】
幼少の頃2DKの公団住宅に住んでいたため、マイホームへ強い憧れを持っていました。しかし、初めての住宅購入では失敗・・・その経験から住宅購入者が失敗を未然に防ぎ、満足のいく家づくりのお手伝いをしています。
メディア掲載実績
全国のFPが会員登録している日本FP協会様より、実務家FPとして取材を受けました。
「シンヴィング」様より住宅購入相談FPとして取材を受けました。(クリックで拡大します)
工務店さん向けに「工務店が知っておくべき資金計画」の研修講師を行いました。
ニューファミリー新聞社様にて、著書「生命保険見直し成功マニュアル」が紹介されました。