基礎の強度を維持する方法とは?|住まいのお金FP相談室

住宅の基礎はコンクリートと鉄筋で造られており、柱や壁、屋根などの構造躯体を支えている
非常に重要な部分です。
しかし築年数が経過してくると、
“中性化現象”
によって基礎のコンクリートが剥がれ落ちたり、ヒビ割れなどの現象が現れてくることがあります。
では、中性化現象とは何でしょうか?
コンクリートは新築時には”アルカリ性“ですが、雨風にさらされたり、空気中の二酸化炭素の影響で、年数の経過と共にアルカリ成分が薄れていきます。
アルカリ成分が薄れていくと中性化が進み、中性化が進んでいくと基礎の中の鉄筋が錆びてしまいます。
鉄筋は錆びてくるとその体積が膨張して周辺のコンクリートを破壊し、それが原因で基礎にヒビなどが入り、強度が低下してしまいます。
更に、ヒビ割れした箇所から雨水が浸入することで建物全体に劣化が広がってしまう危険性もあり、
基礎コンクリートのヒビや剥がれは見過ごしてはいけないサインです。
では、基礎コンクリートの中性化はどのように防げば良いでしょうか?
そもそも中性化は先にも書いたとおり、空気中の二酸化炭素などによりコンクリートのアルカリ性分が失われていくことで進行します。
ですから、中性化現象を防ぐにはコンクリートの内部に、二酸化炭素が浸入するのを防止することが
大切です。
基礎の表面を防水材などで保護することで、二酸化炭素の侵入を遮断し、基礎の劣化を防ぐことが可能です。
また、基礎にヒビが入っていれば補修により二酸化炭素の浸入経路をなくし、二酸化炭素を遮断することで中性化を防止することが可能です。
基礎コンクリートの中性化が進行してしまうと住宅の寿命も短くなってしまいます。
基礎周りは定期的に目視で点検し、ヒビ割れや剥離が発生していないかを確認した方が良いでしょう。
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