外壁が劣化して、色あせやヒビ割れが目立ってきた場合にはメンテナンスが必要となり、リフォーム方法には次の３種類があります。

①  塗り替え

外壁の下地材が劣化していなければ、既存の外壁を塗料で塗り替えることが可能です。

外壁のつなぎ目のコーキングなどにヒビ割れが無いかを確認し、既存の外壁を上塗りすることで、一番手軽でコストがかからずに行うことが出来ます。

②  重ね葺き

下地の材料はしっかりしていて、既存の外壁のイメージを変えたい場合に行う方法です。

傷んでいる既存の外壁の上に、新しい外壁をかぶせて貼り付けます。

新しい外壁材は多くのデザインから選ぶことができますので、今までのイメージを一新することが可能です。

③  葺き替え

下地材もかなり傷みが激しい場合には、既存の下地材から解体してやり直す場合があります。

費用は３つのタイプの中で一番高くなりますが、下地の材料や防水シートから取り替えて新しくなりますので、外壁の耐久性もアップします。

塗り替えと重ね葺きは既存の下地材はそのまま残す方法ですので、下地材の傷みが激しい場合には向きません。

下地材の状態を考えないリフォームでは、せっかく外壁の見た目がきれいになっても、雨水などが外壁の中に浸透して構造材を傷める原因となります。

外壁のリフォームを行う際には、信頼のできる工事会社に相談の上、適切な方法を選択する必要があります。