詐欺被害を防ぐ司法書士の重要な役割は?|住まいのお金FP相談室

土地の売買契約を締結し、いよいよ購入代金を支払う段階で、頼りになるのが司法書士です。
司法書士がどういった業務を行っているのか知らない方も多いと思いますが、購入代金を支払う際に非常に重要なポジションにいます。
売買契約を締結し、土地の引渡しを受ける日は以下の流れで事務手続きが進んでいきます。
① 売主と買主、仲介した不動産会社、そして司法書士が一堂に集まる
② 買主であるあなたの口座に住宅ローンが入金される
③ お金を売主の指定する口座へ振り込む
④ お金と引き換えに土地の所有権を引き継ぐ
⑤ 司法書士が所有権の移転登記を行う
当日、売買の当事者は各種書類に印鑑を押していきますが、同時に司法書士はとても大事な確認を行っています。
それは、売主としてあなたの目の前にいる方が、本当にその土地の所有者であるのか?です。
売買契約書まで取り交わした相手ですから、目の前にいる売主は当然土地所有者だと信じるかも知れませんが、土地売買では地面師なる詐欺グループの被害に遭うこともあるので注意が必要です。
地面師とは、土地の正当な所有者で無いにも関わらず、所有者本人のふりをして売買契約を結び、土地の引渡し当日にお金を受け取ったらそのまま行方をくらましてしまう詐欺集団で、実に巧妙に仕組んできます。
仲介をする不動産会社も、土地の引渡し日までには現地調査などで所有者確認をしてはいますが、最後の最後でも司法書士が所有者本人であることを確認します。
つまり、司法書士はあなたが詐欺被害に遭うことを防ぐ最後の防波堤の役割を担っているのです。
売主は身分証明書や印鑑証明書などの必要書類を持参して来ますが、それらの書類のチェックと、売主本人に不自然な点が無いかを司法書士は観察しています。
このように、買主であるあなたの権利を守るため、地味な存在ですが非常に大事な役回りを担っているのが司法書士なのです。
通常は土地の仲介を行う不動産会社が司法書士を紹介してくれますが、買主であるあなたが指名をする事もできます。
もし信頼のおける司法書士が知り合いにいれば同席してもらい、万全の状態で土地の引渡しを受けましょう。
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